子どもの可能性は無限大!


 ブログリレー。今回の担当は、クラリネットパートの紺野です。

 今日のフィールの活動は、午前中が福島市立笹谷小学校合奏部の指導、午後がフィールの合奏、というダブルヘッダーであります。

 笹谷小学校合奏部の指導は、顧問の先生からの依頼で、昨年10月から月1回(全3回)の予定で始まり、楽器を始めたばかりの4・5年生を対象に、パートごとに分かれて楽器の扱い方や基礎練習のしかたなどを教えています。

 実は、フィールのメンバーが小学生を指導するのは初めての経験。ということで、毎回宿題を準備したり、前回の練習内容をテストしてみたり、練習後には顧問の先生と練習内容や子どもたちの楽器の状態について意見交換したりと、試行錯誤しながら指導をしてきました。その指導もとうとう今日が最終日。

 年末に福島市内のコロナ感染者数が増えた影響で、2ヶ月間部活動が中止となってしまい、子どもたちに会うのは約3か月ぶりです。前回までの練習を覚えいるだろうか…という不安を抱えて始まった練習でしたが、それはまったくの杞憂でありました。高い音が出なかった4年生が、ロングトーンで出せるようになっていたり、5年生がスケールをスラスラ吹けるようになっていたり…。どこかの進学塾が「子どもの可能性は無限大」って言ってたけど、これ本当です!

 さて、今日が最後の練習日なので、我がクラリネットパートは最後に簡単な2重奏曲に挑戦しました。自信がないせいか、はじめはどんどん音が小さくなっていく2重奏でしたが、何回か練習しているうちに息も合ってきて、最後には2人で立派に演奏することができました。

 まだ思うように楽器を扱うことができないかもしれないけれど、合わせるってなんか楽しい。3回の練習を通して、子どもたちが少しでもそう感じてくれたらいいな、と思っています。