本日のブログタイトル、こちらが私がフィールの演奏を初めて聴いた時の感想です。「コンクールでこんなのあり!?」と思った記憶もあります。
皆さん、こんにちは。トロンボーンパートのSです。
あっという間に年末ですね。ブログをお読みの皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
今年はこの4年間コロナの影響で出来なかった演奏イベントも復活し、また、新たなイベントにもお誘い頂いたおかげで、より多くの方々にフィールの演奏を聴いてもらえました。
あちこちのイベントでたくさんのお客さんと出会い、そして一緒に活動する新しい仲間とも出会い、音楽を通じて人の輪が広がっていく楽しさを改めて実感した1年でした。
今年のフィールの演奏はいかがでしたか?初めましての方、クセがすごいバンドだな〜と思った方もいらっしゃったのではないでしょうか?
お利口さんに演奏することはほとんどなく、踊ったり歌ったり、楽器紹介カードを作って見せたり、演奏中にライトをつけたスマホを振ってみたり、叱られそうな(?)コスプレをしたり、お客さんを巻き込んでみたり、ほんと色々やってくれましたね。
とにかくお客さんに楽しんでもらえるようにと、こだわりのステージを皆で作ってきたつもりです。
演出面だけでなく、演奏の方も相変わらずクセ強めでお届けしました。
常任指揮者である西村先生の練習では、演奏会前もコンクール前もこんな指示が出ます。「ここでいきなり大きな音出したらお客さんびっくりするかな、やってみようぜ」や「もっとオーバーに演奏して!それじゃあつまんないよ!」など。そして、その指示を聞いた時の団員たちの「やっちゃいますか」というわる〜い表情(笑)
「正確なピッチで演奏しましょう」とか「隣の人と吹くタイミングをそろえましょう」という指示はあまりなく(合わない時はもちろん指摘されますが)、いかに楽しませるかに全振り。
でも私、フィールのそこが好きなんです。上手だとか下手だとかの次元ではなくて、吹いてても聴いてても楽しいなって思える。「音」を「楽」しんでいる。これがフィールの最強の個性なんじゃないかな〜と思っています。
最初に書いた通り、私はフィールの演奏を初めて聴いた時にとんでもないバンドだなって思いました。もしかしたら、他にも「何だこのバンド」と思われた方もいらっしゃったかもしれません。やりたいようにやり過ぎて、綺麗にまとまってはいない演奏かもしれません。
もっと良い演奏をするための丁寧な音楽づくりは大事です。頑張ります。
ただ、綺麗なだけで味気ない演奏ではなく、フィールらしいインパクトのある演奏をこれからもしていけたらいいなと思っています。
あとはもう少し、一緒に活動する仲間が増えるといいな~。団員募集中ですので、気軽にご連絡ください!
因みに写真はイベント演奏後にトロンボーンパートでおいしい豚汁を食べた時のものです。
来年も演奏後においしいご飯をいっぱい食べたいな。そのためにも本番頑張ります。
では、また来年もフィールのことをよろしくお願いいたします!